日産自動車は11月4日、メキシコにおけるエンジン累計生産台数が1100万基を達成した、と発表した。
1982年11月、日産はメキシコ・アグアスカリエンテス工場の操業を開始。当初はエンジンの組み立てが中心だった。1992年には、完成車の生産を開始している。
アグアスカリエンテス工場のエンジン生産台数が100万基に到達したのは、操業開始から9年後の1991年。1992年に完成車の生産が始まってから、エンジンの生産台数は飛躍的に伸びた。
今回のエンジン累計生産1100万台は、アグアスカリエンテス工場が稼働してから33年で到達した記録。アグアスカリエンテス工場では現在、新型『ノート』、『ヴァーサ』、『マーチ』、『セントラ』などを組み立てており、同工場製のエンジンが搭載される。
累計生産1100万基目となったのは、「MRA8」型1.8リットル直列4気筒ガソリン。このエンジンは、セントラに組み込まれ、米国市場に向けて出荷されている。