トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は11月1日、10月のインド新車販売の結果を明らかにした。
同社の発表によると、10月の総販売台数は1万3601台(輸出を含む)。前年同月の実績に対して、0.8%減となり、2か月連続で前年実績を下回った。
10月実績の1万3601台の内訳は、インド国内販売分が1万2403台。前年同月は1.2%減と、3か月連続のマイナス。TKMは2014年10月、主力車の『エティオス』と『エティオス・リーバ』に初の大幅改良を実施。このエティオスをはじめ、『カローラ』、『カムリ』が販売の中心。
また、TKMは2012年4月から、現地生産車のエティオスシリーズの海外向け輸出を開始。10月はこのエティオスを、1198台輸出した。
トヨタの2015年1-10月インド新車販売は、前年同期比9%増の11万9095台。TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長は、「エティオスシリーズが1-10月販売で増加した。とくにハッチバックの『リーバ』が顧客から大きな反応を得た」と述べている。