日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が11月2日に発表した10月の新車統計(速報)によると、総販売台数は前年同月比4.1%減の38万89台となった。今年1月から10か月連続でのマイナスと依然低迷が続いている。
このうち登録車は0.2%増の24万889台と横ばいながら、2か月ぶりのプラスとなった。一方、4月に実施された軽自動車税の増税などによって大幅な落ち込みが続く軽自動車は10.8%減の13万9200台で、1月からマイナスが続いた。
軽自動車の2けた減は2か月連続。昨年の秋から年末にかけて、スズキとダイハツ工業が激しい販売競争を演じて高水準となっていた反動も出ている。