イタリアのメーカーと共同開発…ハワイアン航空のフルフラットシート

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ハワイアン航空は、エアバスA330型機使用路線のビジネスクラスに180度までリクライニング可能なフルフラットシートを導入する計画を発表した。
この新たに導入する座席は、旅客重視のデザインで知られるイタリアのメーカー、Optimares 社との共同開発によるものだ。

ハワイアン航空の代表取締役社長兼CEOであるマーク・ダンカリーは、「ハワイアン航空は、ビジネスクラスで行くハワイの旅に新たな時代を切り開きます。お客様のご要望の見直しと徹底的な調査をもとにして、当社の長距離航空機仕様の最上級シートを開発しました。私たちは、Optimares 社および PaulWylde 社と共同で、世界有数の快適さをそなえたスタイルとハワイ諸島のルーツを大切にしたオリジナルデザインを創り上げました。この新しいビジネスクラスの登場により、ハワイアン航空は、アロハスピリット溢れる温かい機内サービスと現代的なセンスとともに、皆さまのご出張、ご家族旅行、ロマンチックな癒しの旅など様々なシーンで、さらに快適な空の旅をご提供いたします」と、述べている。

ハワイアン航空のフルフラットシートでは、76 インチのフルフラット・ベッドになるプラットフォームを採用し、利用者のスペースを最大化するだけでなく、プライバシーを確保することも、隣の座席の利用者とフライト体験を共有することも選択可能。
新型シートは、次世代大型タブレットによる上質なエンターテインメントを提供する機能も備え、利用者が快適で見やすい位置に角度を調整できる。

さらに、今回の客室デザイン一新の一環として、好評のプレミアムエコノミーの需要に対応するために、すべての A330 型機に「エクストラ・コンフォート」を 28 席増加すると発表した。
エクストラ・コンフォートでは、シートピッチが 36 インチとなっているほか、空港ゲートにおける優先搭乗サービスや個人専用電源コンセントなどの特典を用意している。

【ハワイアン航空】長距離航空機仕様のフルフラットシートを開発

《タビル編集部》

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