欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは10月16日、2015年1-9月の商用車(LCV=軽商用車)の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は32万1300台。前年同期比は1.1%減だった。
市場別実績では、西欧が前年同期比0.2%減の21万2500台とマイナスに転じた。地元ドイツも、5.6%減の8万1000台と、引き続き減少する。一方、英国は13.1%増の3万8500台と好調。スペインも8.5%増の7200台と伸びた。
また、東欧は2万1800台にとどまり、前年同期比は21.2%減。南米も、7.7%減の2万7700台と落ち込む。中東は2万6000台を売り上げ、前年同期比は43.8%の大幅増。
車種別では、『Tシリーズ』が、前年同期比3.1%増の12万5100台。キャディは4.6%減の10万4500台だった。『アマロック』は2.5%減の5万5600台。『クラフター』は2.5%増の3万6100台。
2014年のフォルクスワーゲン商用車の世界販売台数は44万4900台。前年比は2%増だった。