ガラス不自然に割れたクルマが…死亡ひき逃げ、近隣住人が通報

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11日午前1時50分ごろ、茨城県北茨城市内の市道で、口などから血を流して倒れている男性を通行人が発見。警察に通報した。男性はひき逃げされたとみられ、現場で死亡を確認。警察は後に37歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

茨城県警・高萩署によると、現場は北茨城市中郷町付近。現場を通りかかったタクシーの運転者が路上に口や頭から血を流した29歳の男性が倒れているのを発見。警察に通報した。

男性は頭部強打などですでに死亡しており、受傷状況から警察では「車両にひき逃げされた」と判断。死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したが、同日朝になってから「フロントガラスが不自然に壊れたくるま軽乗用車が駐車されている」との通報が近隣の住人から寄せられた。

警察が同市内に在住し、このクルマを所有する37歳の男から任意で事情を聞いたところ、酒気帯び状態でクルマを運転中に事故を起こしたことを大筋で認めたことから、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「酒を飲んでいたので逃げた」などと供述しており、警察では飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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