電子情報技術産業協会が発表した8月の民生用電子機器国内出荷金額は、前年同月比8.7%増の898億円となり、2か月連続で前年を上回った。
カーAVC機器の出荷金額は、同0.03%増とほぼ横ばいの455億円となり、16か月ぶりに前年をキープした。新車市場は軽自動車が低迷しているものの、新車登録車が順調に推移していることなどからカーナビやETC車載器が伸びた。映像機器、音声機器も前年を上回った。
カーAVC機器の製品別出荷動向は、カーナビゲーションシステムが同3.6%増の34万台となり、16か月ぶりに前年を上回った。ソース別では、フラッシュメモリが同12.2%増の32万1000台、HDDタイプが同54.8%減の2万台だった。
ETC車載ユニットは同5.6%増の25万6000台となった。
カーDVDは同8.6%減の1万7000台と、4か月連続マイナスだった。カーCDプレーヤーは同8.4%減の1万7000台と17か月連続前年割れ。