飲酒運転で逆走、4人が重軽傷

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今年4月、福岡県大野城市内の福岡都市高速道路で乗用車を逆走させ、順走していたクルマ2台と衝突する事故を起こし、4人を負傷させた51歳の男について、福岡県警は10日、危険運転致傷容疑で逮捕した。事故当時は飲酒運転だったという。

福岡県警・高速隊によると、問題の事故は2015年4月12日の午後10時30分ごろ発生している。大野城市御笠川付近の福岡都市高速道路2号線上り線(片側2車線の直線区間)を乗用車が逆走。順走していた乗用車2台と次々に衝突し、最初に衝突したクルルマに乗っていた2人が重傷。後に衝突したクルマに乗っていた2人が軽傷を負った。

逆走車は福岡市博多区内にある半道橋ランプの出口から進入し、約5kmに渡って逆走したとみられており、運転していた熊本県玉名市内に在住する51歳の男は意識が朦朧とした状態だったが、後の調べで酒に酔っていたことが判明。男も事故によって重傷を負ったが、捜査に支障がない状態まで回復したことから、10日に自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕した。

聴取に対して男は「事故のことはよく覚えていない」などと供述。容疑を否認しているという。警察では男を厳しく追及するとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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