米国の自動車大手、フォードモーターは9月7日、ドイツで9月15日に開幕するフランクフルトモーターショー15において、新型フォード『エッジ』の欧州仕様車を初公開すると発表した。
エッジは、フォードブランドの中型クロスオーバー車。初代モデルは2006年1月、デトロイトモーターショー06でデビューした。米国では、フォードのSUVの主力車種のひとつ。
2014年6月、フォードモーターは2世代目となる新型エッジを米国で発表。外観は、滑らかかつ力強いデザインを採用。インテリアは、クラス基準を上回るプレミアムな素材やクラフトマンシップを導入し、高品質な仕上がりを追求した。
数々の先進技術も装備。その代表的なものに、アダプティブ・ステアリングがある。これは、新世代のステアリング技術で、ステアリングの内部に、モーターとギアで構成されるアクチュエータを内蔵。ステアリングの動きを電気信号化し、アクチュエータを動かして操舵を行うステアリング・バイ・ワイヤ技術。アダプティブ・ステアリングは、低速域や高速域といった速度域に応じて、最適な操舵を行える。
9月15日に開幕するフランクフルトモーターショー15では、新型エッジの欧州仕様車を初公開する計画。フォード最新のインテリジェント4WDを搭載。路面状況や車輪の空転を瞬時に検知し、最適なトラクションを提供するとしている。