ボタン式信号機の交差点、高齢男性はねられ死亡

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8月29日午後7時30分ごろ、大分県大分市内の県道で、徒歩で横断歩道を渡っていた81歳の男性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。この事故で男性は死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

大分県警・大分中央署によると、現場は大分市三芳付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道とボタン式の信号機が設置されている。81歳の男性は横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきた乗用車にはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因で約2時間30分後に死亡。警察はクルマを運転していた48歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場では雨が降っていて見通しが悪かった。聴取に対して運転者の男性は「衝突直前まで横断者の存在には気がつかなかった」などと供述しているようだ。警察では事故当時の信号表示状況を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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