富士重工業が発表した2015年7月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同月比3.1%増の7万8201台と、7月としては過去最高の記録で17か月連続のプラスとなった。
国内生産は、同0.8%増の6万7368台で2か月連続のプラス。『レガシィ/アウトバック』『インプレッサ』『XV』などの増加が他車種の減少をカバーした。海外生産も北米でのレガシィ/アウトバックの販売が引き続き好調で、同20.2%増の1万0833台と、13か月連続のプラス。いずれも7月としては過去最高を記録した。
国内販売は同5.9%減の1万4064台で、2か月連続のマイナス。登録車は『レヴォーグ』などの減少で、同9.6%減の1万0896台と前年割れになった。軽自動車は『ステラ』『サンバー』などが好調で、同9.5%増の3168台で、4か月連続の前年超えとなった。
輸出は、北米向けのインプレッサやXV、WRX、欧州・豪州向けのアウトバックが増加し、同11.4%増の5万3261台と、7月としては過去最高の記録で2か月連続のプラスとなった。