佐川急便、女性従業員や男性従業員の配偶者に乳がん検診を展開……ピンクリボン月間

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ピンクリボン活動をイメージさせるカラーリングの検診車
  • ピンクリボン活動をイメージさせるカラーリングの検診車
  • 「健康ダイヤル24」の利用案内冊子

 SGホールディングスグループの佐川急便は24日、女性従業員および男性従業員の配偶者を対象に、「さがわ乳がん検診」を展開すると発表した。10月のピンクリボン月間に向けた取組みの一環となる。

 同検診は、乳がんの早期発見につながりやすいマンモグラフィを搭載した検診車で行う。全国の医療機関の協力を得て、2011年から実施し、14年度は25営業所で約600名の女性従業員が受診した。今年度は昨年度よりも多くの受診をめざし、全国44カ所の営業所を検診車が巡回する予定だ。

 乳がんの早期発見・治療を目指すピンクリボン活動が全国的に広がっているなか、同社は京都府で創業したことから、05年より「ピンクリボン京都」の活動に参加。以来、乳がんの早期発見や治療の啓発に向けて、さまざまな活動に取り組んでいる。

 ほかにも「健康づくりサポート」の1つとして、社外に健康相談窓口「健康ダイヤル24」を設置。従業員とその家族からの相談を24時間、365日受け付けている。これは一方で、従業員が健康で働き続けられる環境の整備という観点から環境経営にもつながる。他の企業が「さがわ乳がん検診」から学ぶことは大きそうだ。

佐川急便の健康経営! 女性従業員や男性従業員の配偶者を対象に乳がん検診を展開

《加藤/H14》

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