統計局の発表によると、2015年7月の消費者物価指数(CPI=2010年を100として算出)は113.9ポイントとなり、前月比で0.8%、前年同月比で3.3%のそれぞれ上昇となった。
前月比では、12の調査対象グループのうち9グループでCPIが上昇した。最もアップ率が高かったのは交通費(3.1%)で、酒類・たばこの1.8%がこれに続いた。食品・飲料も0.8%の大幅アップ、家具・家庭用品等も0.4%のアップとなった。
娯楽・文化、外食・宿泊、雑品・サービスが共に0.2%上昇、保健と通信費が共に0.1%アップした。一方、家賃・光熱費と教育は横ばいで、衣料・履物は0.2%マイナスとなった。
1-7月の累計では全体で1.7%の上昇となった。交通費を除く11グループで上昇した。