デリーメトロ、飛び込み自殺防止のためのスクリーンドア設置へ インド

利用客の増加に伴って飛び込み自殺の件数が増加し、デリーメトロは駅構内の混雑に対処するという難しいタスクに直面している。

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利用客の増加に伴って飛び込み自殺の件数が増加し、デリーメトロは駅構内の混雑に対処するという難しいタスクに直面している。

これを容易にするため、デリーメトロレイルコーポレーション(DMRC)はプラットフォームスクリーンドア(PSDs)の設置を計画しているとヒンドゥスタンタイムスが伝えた。

現在、こうしたドアを設置しているのはエアポートラインのみである。これらはホームと電車の間をパーティションのように区切っている。

今年末までにDMRCはイエローラインのCentral Seretariat駅からKashmere Gateまでの6駅にPSDsを設置したいと考えている。

これらの駅では特に乗客の流れが激しく、PSDsの設置はひとつの挑戦となる。

2012年にメトロ駅構内で17件の自殺と49件の自殺未遂が発生したことを受け、中央産業安全部隊(CISF)がDMRCに対しホームへのCCTVカメラの設置を要請した。
PSDsもまた混雑の管理に役立つだろうとDMRCは述べている。

ドアの高さは1.7メートルで、プラットフォーム側にLCDパネルスクリーンを搭載し広告の投影が可能となる。

これらの設置においては韓国とインドの企業による共同事業の契約が締結されている。

編集部

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