スウェーデンのブランド、ハスクバーナの2016年モトクロッサーが8月3日に世界同時発表。アメリカ東海岸にあるモトクロスコース「バッズクリーク」でメディア向けに試乗会が開催された。
同社は2013年にKTM傘下となっているものの、北米市場において急激な成長を遂げており、AMAスーパークロス、モトクロス、GNCCなど名だたるオフロードバイクレースにおいてファクトリーチームで参戦中。
今回フルモデルチェンジとなったのは、モトクロス用の機種『FC450』、『FC350』、『FC250』、『TC250』、『TC125』の5車。KTMと大まかなコンポーネントを同一としているが、外装が異なるだけではなく、サブフレームはカーボンコンポジットになっていたりと、ライディングフィールもKTMとは異なる。
目玉となる仕様変更は、軽量化。旗艦であるFC450を例にあげるとエンジン単体で1.8kg、ギヤボックスで350g、サブフレームで1kgなど、前モデル比較で5.2kgも軽くなっている。
軽量化に合わせて、外装には継ぎ目のないスムーズなデザインを採用。ライディングフィールは非常にコンパクトな印象だ。