ネグリ・センビラン州政府は、ダムに浮かぶ太陽光発電ファームの建設プロジェクトを実施し、グリーン電力の発電を行う計画だと、ザ・スターが報じた。
モハマド・ハサン州首相によると、プロジェクトはスンガイ・テリップ・ダムにおいて実施する予定。ソーラー・パネルがダムの水面に浮かぶような設計となり、表面の5分の1の面積にパネルが浮かぶことになる。域内で初の試みとなる。
ダムの水面を活用し、再生可能エネルギーを生産することで、資源を有効活用するという。エネルギー委員会(EC)の合意を経て、ネグリ・センビラン州と民間企業が共同でプロジェクトを行う。発電能力は7.5メガワット、10メガワットとなる予定。30年間に渡りプロジェクトを進める。
同州では現在32メガワットのソーラー・再生可能エネルギーが発電されている。閉鎖された廃棄物処分場にソーラー・パネルが設置されている。1日に2万世帯に供給できるだけの電力をまかなうことができるという。多くのタウンシップや工業団地が開発されていることから同州では電力需要が増している。