スズキが発表した2015年上半期(1~6月)の四輪車生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同期比0.6%増の155万8230台と、2年連続のプラスとなった。
国内生産は国内・輸出向けがともに減少し、同6.4%減の50万9117台で2年ぶりのマイナス。海外生産はインド、パキスタン、タイ等で増加し、同4.4%増の104万9113台と2年連続で前年を上回った。
国内販売は同15.6%減の34万0941台となり、2年ぶりのマイナスとなった。登録車は『スイフト』『ソリオ』などが減少し、同14.0%減の3万8276台で2年ぶりのマイナス。軽自動車は『ハスラー』『アルト』などが増加したものの、全体では同15.8%減の30万2665台と、4年ぶりに前年同期を下回った。
輸出は同5.4%減の6万7736台と低迷。大洋州、中近東、アフリカ向けは増加したが、欧州向け等で減少した。