ドイツの高級車メーカー、アウディは7月22日、ドイツのミュンヒスミュンスター工場における増産計画を発表した。
ミュンヒスミュンスター工場は、アウディのインゴルシュタット工場から30kmの場所に立地。軽量なアルミ構造部品やシャシー部品、プレス加工部品などを生産している。
同工場は2013年末に稼働。2015年上半期(1‐6月)の生産量は、シャシー部品が100万個以上。アルミ構造部品は、3万個を生産した。
同工場では2015年末から、全ての生産現場で3シフト制を導入する計画。2017年までに、年間2600万点の部品を世界に向けて出荷できる増産体制を敷く。
アウディ取締役会のHubert Waltl生産担当取締役は、「ミュンヒスミュンスター工場は、アウディの成長戦略の主要な一部」と述べている。