7月18日から8月31日まで、夏休みのすべての期間中、東京・お台場で開催されているのが「スバル アクティブライフスクエア in お台場夢大陸」だ。その中で子どもたちに人気を呼んでいるのが小学校1年~6年生までを対象とした「キッズカート」だ。
子どもたちにとってカートは格好良く見える一方で、いざ座ってみると思うようにコントロールできないこともある。その状態でカートを操るのは危険につながる可能性すらある。そこで会場では6月にオープンしたばかりの「船橋ベイサイドサーキット」で実施しているノウハウを活かしたアドバイスが行われる。
カート一台ごとにスタッフが付き、カートはスタッフが握るロープでつながれている。カートは後輪で駆動するため、万が一危険を感じたらスタッフがこのロープを上に持ち上げてカートの動きを止めるというわけだ。
ただ、そのスタッフを見ていると苦労ぶりが伝わってくる。何せ、カートと一緒にロープを持って走り回るわけだから、狭いエリアとはいえ、相当の体力が必要となるだろう。
カートは、いずれもスバル製の40cc・2ストロークエンジンを搭載した「身長130cm以下の低学年向けコース」と、130cc・4ストロークエンジンを搭載した「身長130cm超え~150cm以下の高学年向けコース」の2タイプが用意された。
参加者は用意されたヘルメットをかぶり、まずはアクセルとブレーキの使い方、ステアリングの操作方法がレクチャーされる。一つひとつを理解できたかをスタッフが確認しながら行い、それを終えて初めてカート走行へと移る。
低学年向けコースは、イメージとして駐車場内を前後する形。高学年向けはコーナリングも楽しめるトータル100mほどのコースを走り抜ける。いずれも走り出せばアッという間に終了してしまうコースだが、初めて乗るカートだけに子どもたちにとってはアドバイスを受ける時間も楽しく感じられるようだ。
なお、8月15日にはコースを拡大したラリー大会を実施予定。子どもであれば誰でも参加できるという。カートを操ることで運転する楽しみを子どもの頃から体験してもらう。スバルでは「“将来のスバルユーザー”を獲得するための第一歩として今後も取り組んでいきたい」と話していた。