【プレス・板金・フォーミング展】40年前のマシンを最新システムで再生…「しのはらプレスサービス」

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クラッチを油圧式に換装
  • クラッチを油圧式に換装
  • しのはらプレスサービスのブース
  • 制御盤を新型のPLCに置き換える
  • 工程を減らすためドア開閉、連続動作をカスタマイズ

 東京ビッグサイトで開催中の「MF-Tokyo 2015 プレス・板金・フォーミング展」では多数のプレス機、塑性加工マシン、およびその関連製品・技術が展示されている。

 大手工作機械、マザーマシンメーカーの中に「リビルド」や「リフォーム」を得意とする機械メーカーがあった。千葉県船橋市の「しのはらプレスサービス」は、旧式のプレス機や工作機械を修理・再生するだけでなく、コントローラを最新のPLCに置き換えたり、センサーと組み合わせてオートメーションを拡張したりしてくれる。

 古いマシンをOHしたいが、メーカーが対応できない年式だったり、補修部品が手に入らない。あるいは、ラインを変更したいが機械のリプレースは設置工事など予算的に難しい。このようなニーズに既存のマシンをベースに再生、カスタマイズに対応する。カスタマイズしたものは、メーカーのサービスが受けられなくなっても、同社が面倒をみてくれる。

 会場の展示ブースでは40年前のプレス機を再生したものをデモしていた。

 景気が上向いているとはいえ、設備投資はどの工場でも悩みの種だろう。担当者によれば、ケースバイケースだが、リビルドなら新しい設備を入れ替えるより6~70%のコストダウンも可能だという。

【プレス・板金・フォーミング展】40年前のマシンを再生……工作機械のリビルドに強い「しのはらプレスサービス」

《HANJO HANJO編集部》

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