フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは7月13日、2015年上半期(1-6月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数(ノックダウン生産分を含む)は154万7000台。前年比は0.4%増だった。
世界最大の新車市場、中国でPSAプジョーシトロエンは好調を維持。2015年上半期は、前年比同期比2.2%増の36万8000台を販売。その内訳は、プジョーが前年同期比11.1%増。シトロエンが6.7%増となった。
中国での主力車種は、プジョーが『3008』や『2008』、『408』など。シトロエンは、『C4-L』や『C-エリーゼ』が支持を集める。
欧州では、回復傾向。PSAの2015年上半期の欧州新車販売は、前年同期比2.9%増の98万4000台。ブランド別の内訳は、プジョーが前年同期比6.7%増。シトロエンが2.8%増。
2014年のPSAプジョーシトロエンの世界新車販売台数(ノックダウン生産分を含む)は293万9000台。前年比は4.3%増と、プラスに転じている。