資源エネルギー庁が発表した5月の石油統計速報によると燃料油の国内販売は前年同月比0.3%増の1368万キロリットルと微増ながら2カ月連続で前年を上回った。
油種別にみると、ナフサ、B・C重油は前年を上回ったものの、ガソリン、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油がマイナスだった。
燃料油の生産量は同3.2%増の1372万キロリットルと2カ月連続で前年を上回った。油種別では、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油が前年を上回ったが、A重油、B・C重油が前年を下回った。
原油輸入量は同1.2%増の1629万キロリットルと7カ月ぶりにプラスとなった。
燃料油の在庫は1047万キロリットルで、前年同月比4.4%とプラスだった。油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油は前年を上回ったが、ガソリン、A重油、B・C重油が前年を下回った。