ひき逃げ容疑で逮捕の少年は無免許で酒気帯び、容疑は否認

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6月27日午後10時30分ごろ、三重県松阪市内の市道で、徒歩で横断歩道を渡っていた59歳の男性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。男性は軽傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に19歳の少年を無免許運転などの容疑で逮捕している。

三重県警・松阪署によると、現場は松阪市愛宕町1丁目付近で片側1車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。59歳の男性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきた乗用車にはねられた。

男性は打撲などの軽傷を負ったが、クルマは逃走。警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始したところ、同市内の駐車場で目撃情報に酷似したクルマを発見。運転していた少年に任意で事情を聞いていたところ、無免許と酒気帯び状態が発覚。警察は翌28日にこの少年を自動車運転死傷行為処罰法違反(無免許運転過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転、酒気帯び運転)の容疑で逮捕している。

少年の免許は6月に違反累積で取消処分となっていた。聴取に対しては「知らない」などと供述。容疑を否認しているという。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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