JR東日本秋田支社は6月19日、奥羽本線の全通110周年を記念したラッピング列車を運行すると発表した。7月18日から運行を開始する。
ラッピング列車は701系電車の2両編成3本を使用。各編成ごとに「ご当地キャラ号」「ご当地スタンプ号」「ご当地もぐもぐ号」の愛称を付け、新庄・酒田~青森間で運用する。運行期間は7月18日から10月31日までで、運行計画は秋田支社のウェブサイトで公開される予定だ。
このほか、主要駅に掲出するポスターのQRコードを読み取る「駅モバイルスタンプラリー」(7月18日~8月31日)や、ラッピング列車内の中づり広告を活用した「ラッピング列車モバイルスタンプラリー」(7月18日~10月31日)なども110周年の記念イベントとして実施。抽選でレールや架線、ボールペンセット、マウスパッドなどがプレゼントされる。
奥羽本線は福島~秋田~青森間を結ぶ484.5kmのJR線。1894年12月1日に弘前~青森間が開業し、1899年5月15日には福島~米沢間が開業した。その後は南北から徐々に路線が延伸され、1905年9月14日に全通している。