FFトールミニバンジャンルの立役者、累計約130万台を売り上げた大ヒット車…ステップワゴン

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ステップワゴン スパーダ(5代目)
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この4月、5代目となる新型『ステップワゴン』が発表された。発売から1ヶ月余りで1万5000台の受注を獲得、好調な滑り出しを見せている。ステップワゴンといえば、いまからさかのぼること19年前、1996年5月に初代モデルが登場した。FFトールミニバンのパイオニアであり、ミドルクラスミニバンのカテゴリーを作った立役者ともいえる存在だ。

◆初代発売以来、累計約130万台を売り上げた大ヒットミニバン

2リットルクラスのピープルムーバーといえば、それまでは『タウンエース』『ライトエース』のような商用車ベースのキャブオーバータイプが主流を占めていたが、ステップワゴンはホンダの“MM(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想”を体現すべく、乗用車ベースのフロントエンジン・フロントドライブ方式を採用。ホンダならではの活きの良いエンジンと、5ナンバー枠いっぱいまで確保した広大な容積空間がファミリー層に受け大ヒットを記録した。以来、2代目・3代目・4代目とモデルチェンジを続けたが、その間日産が99年の『セレナ』全面改良でFF化し、トヨタが2001年に『ノア』および『ヴォクシー』を投入するなど、ミドルクラスミニバンのカテゴリーは戦国時代を迎えた。

ステップワゴンは、初代からキープコンセプトの正常進化を果たした2代目、そして低床パッケージを手にした3代目、さらに初代のボクシーなスタイルに回帰した4代目と変遷を遂げながら進化。2代目の途中からはエアロパーツをまとったスポーティグレード「スパーダ」が投入され、人気グレードに成長している。96年の初代発売から2015年5月までの車種累計販売台数は約130万台。間違いなくホンダの歴史に名を刻む大ヒット車種だ。

◆スポーティグレードの「スパーダ」が人気、査定にもプラス

2015年4月に登場した5代目は、ワンモーションフォルムの導入や、新開発1.5リットルのターボエンジンとバックドアに観音開きを採用した「わくわくゲート」の採用など、新機軸を取り込んだ意欲作といえる。それだけに歴代ステップワゴンのオーナーも新型の存在は気になっているのではないだろうか。

特に旧型である4代目は、中古車の相場が維持・安定しているこの時期が“手放し時”かもしれれない。

5代目の新車購入前提ならばディーラーでの下取りが一般的だが、専門店などでの「買取り」という手もある。とくにスタイリッシュ&スポーティな「スパーダ」は人気が高く、高額査定が期待できる。ミニバンはエアロパーツやオリジナルのカーAVなどをオーナーのこだわりで装着している例も多いが、それらのオプションパーツは多くの場合、下取りだとプラス査定になるケースは少ない。しかし、買取りなら付加価値として評価してもらえる例も少なからずある。

5代目の購入検討中でないとしても、旧型ステップワゴンオーナーは、マイカーがどれくらいの値が付くのか興味はあるところだろう。買取り業者へ個々に問い合わせるのもいいが、複数の買取り業者を横断して査定できる一括査定サービスを活用して調べてみてはいかがだろうか。

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《レスポンス編集部》

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