藻類をガソリンやジェット燃料に変換、東北大学など研究チームが新手法

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藻類産生オイルの輸送用燃料への新変換法の開発
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東北大学大学院工学研究科の冨重圭一教授、中川善直准教授、筑波大学生命環境系の渡辺秀夫研究員らの研究グループは、藻類が産生する炭化水素スクアレンをガソリンやジェット燃料に変換する新手法を開発したと発表した。

研究は、下水処理にオイル産生藻類を活用する「東北復興次世代エネルギー研究開発プロジェクト」の一部として行われ、藻類から得られるオイルの利用を拡大できる可能性が拡がる。

今回開発した手法では、ルテニウムを酸化セリウムに高分散に担持させた触媒を使って、スクアレンを水素化させて得られるスクアランを水素化分解させることで分子量の小さい燃料用炭化水素を得る。

既存の石油改質技術で得られる燃料と異なり、毒性のある芳香族成分を含まず、安定性が高く低凝固点の分岐飽和炭化水素のみで構成する。既存の石油改質手法に比べて生成物組成が単純で、触媒安定性にも優れている、としている。

今回の研究成果は6月11日付でワイリー社発行の学術雑誌ChemSusChem電子版に掲載された。
《レスポンス編集部》

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