アグラ観光産業、タージマハールチケットの入場料引き上げ案に非難…インド

アグラの観光産業は、観光庁が静かに企てるタージマハル入場料の引き上げ案に憤慨してる。

エマージング・マーケット インド・南アジア

アグラの観光産業は、観光庁が静かに企てるタージマハル入場料の引き上げ案に憤慨してる。

観光庁は入場チケットをインド国民価格10ルピーから40ルピーに、外国人価格を250ルピーから500ルピーに、税込価格で換算するとそれぞれ50ルピーと1000ルピーの値上げを思案、加えて2時間の滞在時間制限実施も計画している。

仮にこの案が成立すると、インド国民は50ルピー(内10ルピーはアグラ開発税)、外国人は1000ルピー(内500ルピーはアグラ開発税)を支払うこととなる。

タージマハルの管理をしているインド考古学調査研究所は、この値上げ案を認めておらず、滞在時間制限については話をすすめている。

観光局の代表は一方で「ここ3年間でアグラに訪れる観光客が減少しておりスランプに直面している。値上げは観光産業にさらに悪影響を及ぼし、今後もこのような動きに対抗していく」と話す。

観光機関のメンバーは、観光庁官マヘッシュ・シャルマ氏に現状説明を行う予定だと語る。

編集部

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