日産自動車が発表した2015年4月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比1.2%減の41万2944台、3か月連続のマイナスとなった。
国内生産は、主に海外向け『エクストレイル』の台数増により、同3.0%増の6万3311台と前年実績を上回った。海外生産は同2.0%減の34万9633台。メキシコでは4月として過去最高を記録するなど好調だったが、米国でのモデルの切り替えなどが影響した。
グローバル販売は同3.6%減の39万5317台。国内販売は同18.0%減の3万2964台。登録車は同8.7%減の2万1546台、軽自動車は同31.2%減の1万1418台だった。海外販売は、同2.1%減の36万2353台と、前年実績を下回った。
輸出は、エクストレイルの台数増により、同33.6%増の4万5488台だった。