FGVとオランダの研究所、共同で燃料ペレット製造へ

フェルダ・グローバル・ベンチャーズ・ホールディングス(FGV)は、オランダのエネルギー研究所(ECN)との間で高品質の燃料ペレットの製造で提携するための契約を締結した。

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フェルダ・グローバル・ベンチャーズ・ホールディングス(FGV)は、オランダのエネルギー研究所(ECN)との間で高品質の燃料ペレットの製造で提携するための契約を締結した。

共同で18カ月間に渡り研究・開発(R&D)プログラムを実施する。TORWASH技術を使って燃料ペレットを製造する計画だ。アブラヤシの空果房(EFB)から燃料ペレットを製造し、石炭火力発電所で燃料として使用する。

プログラムの結果作り出された知的財産(IP)は、FGVとECNが共同で所有することになる。パハン州テカムにあるFGVの研究所の中にプラントを設立する。

TORWASH技術を利用することで、ペレット工場1カ所につき1,000万リンギの年間売り上げを上げることができると見込まれている。FGVは持続可能で利益を生み出すことができるバイオマス製品の開発に注力する計画だ。燃料ペレットは韓国や日本市場への輸出も検討している。

ECNによると、再生可能エネルギー産業の昨年の売り上げは3,000億米ドルとなっており、2004年の400億米ドルから大幅に増加しており、今後も成長が見込まれている。
(ベルナマ通信、5月16日)

千田真理子

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