ダンプトラックと正面衝突、大型観光バスの客40人が負傷

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11日午前9時40分ごろ、山梨県南部町内の国道52号を走行していた大型ダンプトラックが対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた大型観光バスと正面衝突する事故が起きた。この事故でバスの乗客40人が負傷。警察はトラックを運転していた48歳の男を逮捕している。

山梨県警・南部署によると、現場は南部町万沢付近で片側1車線の直線区間。大型ダンプトラックは斜行するようにして対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた大型観光バスと正面衝突した。

衝突によって双方の車両は中破。バスの乗客乗員47人のうち、運転者が両足を骨折する重傷。客40人が打撲などの軽傷を負った。警察はトラックを運転していた山梨市内に在住する48歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。

聴取に対して男は「助手席に置いてあった物を取ろうとしていた」などと供述しているようだ。警察ではトラック側がハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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