追い抜かれたことで立腹、相手にクルマを突進させた22歳の男を逮捕

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奈良県明日香村内の県道で、通行を巡ってトラブルとなった男性へ故意にクルマを衝突させ、相手の殺傷を図ったとして、奈良県警は11日、桜井市内に在住する22歳の男を殺人未遂容疑で逮捕した。クルマを突進させたことは大筋で認めているようだ。

奈良県警・橿原署によると、逮捕された22歳の男は10日午後11時ごろ、明日香村越付近の県道で、41歳の男性が運転していた軽乗用車を強制的に抑止。車外に出てきた男性に向かってクルマを突進させ、これを避けようとした男性を路上に転倒させて軽傷を負わせた疑いがもたれている。

男はそのまま逃走したが、通報を受けた同署員が緊急手配を行って発見。殺人未遂容疑で緊急逮捕している。

聴取に対して男は「男性のクルマに追い抜かれて腹が立った。抜き返して停めてやった」などと供述。一方で「クルマで威嚇したが、殺すつもりはなかった」とも供述しており、警察では交通トラブルが発端になったものとみて、事件発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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