アメリカ政府、空軍用オスプレイを横田基地配備へ

航空 行政
2017年後半から横田基地への配備が決まった空軍用の「CV-22 オスプレイ」
  • 2017年後半から横田基地への配備が決まった空軍用の「CV-22 オスプレイ」
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  • こちらは海兵隊向けの「MV-22 オスプレイ」、搭載する電子機器が異なる。CV-22の機首部に装備されるAN/APQ-186レーダーがMV-22には無い。

外務省は12日、アメリカ政府から日本政府に対し、アメリカ空軍の輸送機「CV-22 オスプレイ」を横田基地(東京都福生市など5市1町)に配備する旨の連絡(接受国通報)があったことを明らかにした。2017年後半に3機、その後に7機を配備する。

空軍用のCV-22は、沖縄の普天間基地に24機が配備され、海兵隊が使用している「MV-22」とは搭載している電子機器が異なるが機体構造としては同一。事故率はCVの方がMVよりも高いと言われているが、これは「敵地で撃墜されたパイロットの奪還を目的とした作戦」など、危険度が高い任務に投入されることが多いのがその理由。配備されている基地への離着陸時だけで見れば、その危険度や事故率はMVと大差はない。

アメリカのオバマ政権は外交や軍事の軸足をアジア太平洋地域に移すという、「リバランス(再均衡)政策」を掲げており、今回のCV-22配備は同地域における即応態勢整備の一環でもある。

《石田真一》

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