半導体アセンブリ・テストサービスのASEグループは、5,000万リンギを投資して、ペナン州のバヤン・レパスに新たな工場を建設する。ザ・スターが報じた。
ASE東南アジアのリー・クワイムン会長によると、新工場を3-5年をかけて建設する。既存工場の敷地内に建設される予定で、5月中に着工する。工場は、8階建てでバヤンレパス自由工業地域において最も高い建物となる。現在の従業員数は2,700人だが、1,000人を増員する計画だ。うち40%がエンジニアとなる。工場を新設することで、集積回路(IC)テスト及び包装能力が約10%増加することが見込まれている。
ASEグループのICテスト及び包装事業における世界シェアは、20%となっている。
リー会長は、ICテスト及び包装産業は事業を強固にする段階に入っていると指摘。スマートデバイスの多機能化や小型化が進んでおり、それに合わせて投資をしていかなくてはいけないと述べた。