米国の自動車最大手、GMは4月7日、中国における3月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、3月の新記録となる33万8350台。前年同月比は8%増と、2か月連続で前年実績を上回った。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。3月実績は、上海GMが14万5607台を売り上げ、前年同月比3.9%増と2か月連続で増加。SAIC‐GMウーリンは、16.9%増の19万2287台と、好調を維持する。
ブランド別では、ビュイックブランドが、7万8659台を販売。前年同月比は0.2%減と、3か月連続のマイナス。新型『エクセルGT』が1万8609台と牽引。主力セダンの『エクセル』が、1万5694台で続く。SUVは前年同月比147.8%増の1万6700台と、大幅な伸び。
シボレーブランドは、前年同月比3.1%増の5万7751台と、2か月連続で増加。小型セダンの『クルーズ』が、2万0892台で最量販車に。コンパクトカーの『セイル』シリーズが、前年同月比15.1%増の2万0580台で続く。中型セダンの『マリブ』は、17.1%増の9622台。
キャデラックブランドは、9197台を販売。前年同月比は75.6%増と、2か月連続で増加した。新型セダンの『ATS』が、『ATS-L』を含めて3593台を販売。SUVの『SRX』は、2148台を売り上げた。『XTS』は、前年同月比36.4%増の3355台と好調。
2014年のGMの中国新車販売は、353万9970台。前年比は12%増と伸びている。