米国の自動車大手、フォードモーターは3月26日、インドに新工場を開業した。
この新工場は、インド西部グジャラート州サナンドに建設されたもの。車両とエンジンを組み立てる。新工場の稼働により、フォードモーターのインド生産能力は、2倍に増える。
新工場の年産能力は当初、車両が24万台、エンジンが27万基。これによって、フォードモーターのインド全土の生産能力は、車両が44万台、エンジンが61万基に拡大する。
フォードモーターは、新工場の建設を2011年9月に開始。総投資額は、10億ドルを超えている。新工場は、エンジン製造から車体プレス、塗装、組み立てまでを行う一貫工場。
フォードモーターのマーク・フィールズ社長兼CEOは、「サナンド工場の開業により、インドでの成長をさらに飛躍させることを約束する」とコメントしている。