渋滞中の車列に漫然運転のトラック突っ込む

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20日午前8時35分ごろ、愛知県一宮市内の名神高速道路上り線で、渋滞中の車列に対し、後ろから進行してきた中型トラックが追突する事故が起きた。この事故で車列最後部に位置していた大型観光バスに乗っていた10人が軽傷を負っている。

愛知県警・高速隊によると、現場は一宮市大和町付近で片側2車線の直線区間。事故当時は交通集中による渋滞が発生していたが、中型トラックは速度を落とさずに進行。車列最後部の大型観光バスに追突。その前に止まっていた乗用車1台も巻き込まれ、車両3台が関係する多重衝突に発展した。

この事故でバスに乗車していた10人と、乗用車の運転者が打撲などの軽傷。トラックを運転していた53歳の男性も軽傷を負ったが、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

聴取に対してトラック運転者は「ボーッとしていた」などと供述しており、警察では漫然運転が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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