統計局の発表(速報値)によると、2015年1月の鉱工業生産指数(IPI=速報値)は119.5ポイントとなり、前年同期比で7.0%のアップとなった。鉱業、製造業、電力がそれぞれ110.5ポイント、123.5ポイント、118.8ポイントとなり、それぞれ8.3%、6.5%、6.3%上昇した。
1月の製造業は、前年同月比で電気・電子製品が10.3%、石油・化学・ゴム&プラスチック製品が5.3%、非金属鉱物製品・卑金属・組立金属製品が11.6%、それぞれ上昇したのが寄与した。
鉱業は前年同月比で原油が16.7%上昇したのが貢献したが、天然ガスは0.6%のマイナスだった。
1月の季節調整済みのIPIは119.7ポイントとなり、前月比で1.0%のマイナスとなった。鉱業が104.5ポイントで0.4%、製造業が126.9ポイントで1.2%それぞれダウンしたが、電力は122.2ポイントで2.3%アップした。