ヨロズは、配当性向を引き上げるため、2015年3月期の期末配当を増配すると発表した。
同社は、2015年4月からの新しい中期経営計画で、配当方針をこれまでの「安定配当」から「目標配当性向の設定」へと転換することを掲げた。
2015年度から2017年度の連結配当性向を35%まで高めるのが目標で、施策を段階的に実施するため、2014年度も、期末配当を前回予想より24円大幅増配して1株あたり39円とする。年間配当金は前回予想の26円から50円となる。前年実績と比べて24円の増配で、連結配当性向を、前回予想の10%から20%に引き上げる。
同社は、大株主の投資ファンドの一部から配当上積みを要求されていたと報じられており、これに対応すると見られる。