シンガポール・チャンギ空港は1月の利用実績と乗り入れ航空会社の最新動向を発表した。
航空旅客数は前年比3.8%減の442万人、航空機発着回数は同5.2%減の2万8800回にとどまった。前年の春節(中国の旧正月)が1月31日からだったことが影響したとみられる。
各国・地域別旅客数で好調だったのはインドを含む南アジア路線(前年同月比5%増)。タイ路線も回復傾向が顕著で(同22%増)、特にバンコク路線は大幅増だった(同34%増)。
航空貨物取扱量は同1%増の15万1800トンだった。
チャンギ空港乗り入れ航空会社の動きとしては、エアアジア・インドネシアがスラカルタ路線を新設し、1月29日から週間3往復で運航を開始。ミャンマー国際航空はヤンゴン路線の増便(2月1日から週間10往復)、マリンド・エアがクアラルンプール路線の増便(2月6日から1日4往復)を実施している。