9月25~27日に開催される「F1日本グランプリ2015」。観戦チケットは3月7日から販売が開始される。
鈴鹿サーキットでは来場するファンそれぞれの観戦スタイルに合わせて多数の種類のチケットを販売。細かいニーズに応えることができる一方で、初めて観戦に行くファンにとってはどれを選べば良いか悩んでしまうだろう。
そこで何回かに分けて、日本GP観戦チケットを細かく紹介していく。今回は3月8日に発売されるアウトレットシート。
アウトレットシートとは、手すりや電柱、フェンスや看板などで観戦ビューが遮られる席を、通行価格より安く販売するというもの。場所によっては通常価格のおよそ半額で入手することができるが、その分視界の妨げになるものがあるので注意が必要だ。
対象となるのは主に東コースエリア。グランドスタンドのV1アウトレットは3万1900円、V2席アウトレットは3万7100円。1コーナー方面のA1席アウトレットは2万600円とほぼ半額。2コーナーB2席アウトレットは通路や手すりが目の前にある最下段席で2万8800円だ。
フェンスやマーシャルポストが目の前にあるC席アウトレット(1万4400円)、D席アウトレット(1万1400円)、E席アウトレット(1万4400円)は指定席チケットの中では一番安価。これと同価格帯で人気エリアでもあるQ1席アウトレット(1万4400円)は発売から数分で完売になるケースも過去にはあった。その上段にあるQ2席アウトレット(2万4700円)も大人気。他にはR席アウトレット(2万2700円)がある。
またこれらの席は、通常席の中からピックアップされたもので販売数自体が少なく、即完売になるケースがほとんど。ただ繰り返しになるが、安価でF1を観られる席として人気だが、通常席より観えにくい席であるというデメリットを理解しておく必要がある。