【F1 日本GP】観戦シート紹介…追い抜きポイント間近、ヘアピンのI席 3月7日チケット発売

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鈴鹿サーキットのヘアピン、右側のスタンドがI席
  • 鈴鹿サーキットのヘアピン、右側のスタンドがI席
  • 昨年もベッテル、リチャルドらが激しいポジション争いをみせたヘアピン
  • 鈴鹿サーキットのヘアピン

9月25~27日に開催される「F1日本グランプリ2015」。観戦チケットは3月7日から販売が開始される。

鈴鹿サーキットでは来場するファンそれぞれの観戦スタイルに合わせて多数の種類のチケットを販売。細かいニーズに応えることができる一方で、初めて観戦に行くファンにとってはどれを選べば良いか悩んでしまうだろう。

そこで日本GP観戦チケットの内容、メリットを数回にわけて紹介していく。今回はヘアピンの「I席」だ。

後半の西コースエリアにあたるヘアピン。鈴鹿名物の立体交差を抜けてくる瞬間からヘアピン全体、そして200Rへ進入していくところまで見渡すことが出来る。250km/hからフルブレーキングで約70km/hまで急減速するヘアピン手前ではカーボンブレーキが真っ赤に焼けるシーンも観られるかもしれない。

追い抜きポイントが少ないことで知られる鈴鹿だが、最近のレースではここヘアピンで仕掛るドライバーが増えている。2010年には小林可夢偉が5回のオーバーテイクを決め、I席はこれまでにない盛り上がりとなった。また昨年もセバスチャン・ベッテルが雨の中で果敢に攻めていき何度もオーバーテイクを決めている。

また鈴鹿サーキットの中で1番スピードが落ちる場所でコースとの距離も近いため、お手持ちのデジカメやスマートフォンなどマシンの写真も比較的撮りやすいのが特徴。大型ビジョンも設置されているためレース展開も把握しやすい。

メインゲートやイベント広場「GPスクエア」からヘアピンまで片道約30分かかり、移動距離が長いのがデメリットではあるが、途中に「130Rオアシス」という休憩スペースもあり、食べ物の屋台などが揃っている。そして何より、移動距離を払拭する魅力がたくさんある席でもあるのだ。

価格は大人が3万6000円、大学・高校生が2万4700円、子ども(3歳から中学生)が5200円となっている。

《吉田 知弘》

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