昭和シェル石油、原油価格急落で当期赤字97億円…2014年12月期決算

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昭和シェル サービスステーションイメージ
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昭和シェル石油が発表した2014年12月期の連結決算は、原油価格急落に伴ってたな卸資産評価損が発生したことから、当期損益が97億0300万円の赤字に転落した。前年同期は602億9500万円の黒字だった。

売上高は、前年同期比1.5%増の2兆9979億8400万円と小幅な増収となった。

損益では、たな卸資産評価損や国内燃料油マージンの圧縮で、営業損益は180億5700万円の赤字。経常損益が167億2300万円の赤字だった。たな卸資産評価の影響を除いた経常利益相当額は345億円の黒字だった。

今期の業績見通しは、売上高が同29.6%減の2兆1100億円、営業利益が290億円、経常利益が290億円、当期純利益が180億円となる見込み。たな卸資産の在庫評価の影響を除いた場合の経常利益相当額は490億円を見込む。

《レスポンス編集部》

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