ロールスロイス、シンガポールに大型航空機エンジンのカスタマー・サービス・センターを開設

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ロールスロイスが開設したカスタマーサービスセンターネットワーク
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ロールス・ロイスは、大型民間航空機エンジンのカスタマー・サービス・センターネットワークの拠点をシンガポールに開設したと発表した。

同センターは、シンガポール最大規模の航空機関連施設の一つである、ロールス・ロイスのセレター・キャンパスに拠点を置き、2015年末までに50人以上を雇用する。

シンガポールに開設した初のセンターは、アジア太平洋地域の航空会社顧客向けにサービスを提供する。同社は今後、顧客の航空会社に対するサービスを、アジア太平洋、南北アメリカ、欧州、中華圏、中東・アフリカ5つのカスタマー・リージョナル・チームを通じて提供する。新しいカスタマー・サービス・センターは、各地域の機能を強化する。リース顧客向け支援はリース・チームが担当する予定。

カスタマー・サービス・センターは、欧州航空安全機関(EASA)から認可されたサービス・エンジニアリング能力を提供するほか、センター間で、フリート計画運営の調整、販売キャンペーン支援、データサービスの提供、顧客アカウント管理も実施する。

また、各地域の主要空港に配置しているロールス・ロイスのエアライン・サポートチームのハブの役割も持つ。

シンガポールに新設したカスタマー・サービス・センターが担当するアジア太平洋地域は、世界中のロールス・ロイス大型民間航空機エンジンの20%が運航されている。

《レスポンス編集部》

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