ホンダの米国法人、アメリカンホンダは2月3日、1月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は10万2184台。前年同月比は11.5%増と、6か月連続で前年実績を上回った。
ホンダブランドの乗用車系では、2012年秋に発売した新型『アコード』が、2万1011台を販売。前年同月比は2%増と、3か月ぶりに増加した。『フィット』は1月の新記録の5802台を販売。前年同月比は85.8%増と、引き続き大きく伸びる。
ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力車種の『CR-V』が、1月としては過去最高の2万3211台。前年同月比は27.3%増と、6か月連続で前年実績を上回る。大幅改良を受けた2015年モデルを、2014年10月に投入した効果が続く。一方、日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、前年同月比0.1%減の7870台と、4か月連続で減少した。
アキュラブランドでは、新型セダンの『TLX』が、1月も2892台と良好な立ち上がり。アキュラのセダン系のベストセラー車に君臨した。『ILX』は14.3%減の992台と、3か月ぶりに減少する。
アキュラブランドのSUVでは、2013年にモデルチェンジした『MDX』が、前年同月比3.3%増の4381台と、2か月連続で増加。『RDX』は3517台で、前年同月比は28.8%増と、2か月連続で増加した。
ホンダの2014年米国新車販売は、前年比1%増の154万0872台。アメリカンホンダのジェフ・コンラッド上級副社長は、「主力3車を中心に、新年も力強く発進した。これは、始まりに過ぎない。『HR-V』や『パイロット』など、新型車を投入する」とコメントしている。