踏切から線路内に誤進入した軽トラ、普通列車と衝突

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24日午後7時30分ごろ、長野県千曲市内のJR篠ノ井線で、踏切から線路内に誤進入したとみられる軽トラックと、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。クルマはトンネル内まで押し出され、列車も先頭車両が脱線した。クルマの運転者が負傷している。

長野県警・千曲署によると、現場は千曲市稲荷山付近。軽トラックは約700m離れた踏切から線路以内に誤進入。線路上で立ち往生していたところ、通過中の普通列車(上諏訪発/長野行き、3両編成)が衝突。クルマは約100m先のトンネル内まで押し出され、列車は先頭車が脱線した。

この事故でクルマを運転していた千曲市内に在住する74歳の男性は車外に出ていたが、打撲などの軽傷。列車の乗客乗員約60人にケガはなかった。

今回の誤進入が起きた踏切では、昨年12月にも同様の誤進入があり、この際にも列車との衝突事故が発生している。踏切を挟んでクランク状の道路となっており、雪が積もっていると手前の線路で曲がってしまいやすいという。警察では男性から事情を聞き、線路内へ進入した経緯や事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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