マレーシア統計局の発表によると、2014年通年の消費者物価指数(CPI=2005年を100として算出)は全体で110.5ポイントとなり、前年同期比3.2%の上昇となった。
12の調査対象グループのうち、衣料・履物が0.2%、通信費が0.7%それぞれダウンした以外、10グループで上昇した。上昇幅が一番大きかったのは酒類・たばこの11.6%だった。
12月単月ではCPIは111.8ポイントとなり、前年同月比で2.7%上昇したが、前月比では0.1%減少した。前月比で減少に転じたのは、100とする基準をそれまでの2005年から2010年に変更した2011年1月以降では始めて。
前月比では、12の調査対象グループのうち、食品・飲料と雑品・サービスが0.3%と最も上昇幅が大きく、▽保健▽教育▽外食・宿泊--の3グループがそれぞれ0.1%上昇した。