トヨタ・キルロスカ社は20日、チャラクディにあるITI(工業訓練大学)で独自の訓練モデル『トヨタ技術教育プログラム(T-TEP)』を開始すると発表した。
T-TEPはトヨタが同大学と提携して行う1年間の訓練モジュールで、2006年にインドで開始されたが、ケララ州に同様のプログラムが採用されたのはこれが初めてとなる。
このプログラムを通じて、ITIに通う16歳から18歳の学生を対象に技術能力および雇用可能性を高めるべく指導を行う。
トヨタはこのITIチャラクディとの提携は一つのステップであるとし、我々の使命は才能ある地方の学生にキャリア形成の筋道を作ることと、自動車製造業界への雇用機会を創出することにあると語った。
T-TEPはアメリカ、オーストラリア、イタリア、南アフリカ、中国、ベトナム等を含む世界53ヶ国、419箇所の教育機関で実施されているとエコノミックタイムスは伝えている。