国際労働機関(ILO)は、報告書「勢いづくビジネスと管理職における女性」を発表。2012年のマレーシアにおける女性管理職の割合が21.5%となり、108カ国中79位となった。
マレーシアの管理職別の女性参加率は、最高責任者など上級職員が17%、管理・営業マネージャーが31%、ホスピタリティ・小売マネージャーが24%だった。2010-2012年にかけて管理職の割合は縮小した。
割合は、2012年もしくはそれに最も近い年のデータを基に算出された。世界で最も割合が高かったのはジャマイカで59.3%だった。それにコロンビア(53.1%)、セントルシア(52.3%)が続いた。日本は11.1%で96位だった。最下位はパキスタンで3.0%だった。
東南アジアで最も割合が高かったのはフィリピン(47.6%)で4位だった。シンガポール(31.4%)は53位、タイ(28.2%)は64位、ベトナム(23.0%)が76位となり、マレーシアより上位にランクインした。インドネシアは21.2%で81位だった。