三菱自動車のフィリピンにおける生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(MMPC)は現地時間1月19日、同社取締役会に助言を行う諮問機関として、独立諮問委員会(EAC)を設立したと発表した。
EACは、MMPCの事業戦略の策定に関して、取締役会に対し、専門的な助言や意見を行う。また、MMPCの様々な事業活動、並びに経済政策の動向に対し、法令順守の観点も踏まえながら、有効かつ効果的な経営判断を導く役割を担う。
MMPCは、EACが有効に機能するために、自動車業界とは異なる分野から、経営者としての経験が豊富な3名を選任。2005年の貿易産業省大臣で現フィリピン社会保障委員会会長のフアン・サントス氏、国営および民間銀行の経営責任者を歴任した現Philippine National Bank社外取締役のデオグラシアス・ヴィスタン氏、現Shell Philippines社長のエドガー・チュア氏が選ばれた。