車当たり捜査でひき逃げ容疑者を逮捕、一部を否認

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10日午後11時30分ごろ、鳥取県倉吉市内の県道で、徒歩で道路を横断していたとみられる94歳の女性がひき逃げされる事件が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察は現場で採取した破片から車種を特定。12日に53歳の男を逮捕している。

鳥取県警・倉吉署によると、現場は倉吉市福光付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。現場を通りかかった人から「道路に高齢女性が倒れている」との通報が寄せられた。

現場に急行した署員が女性を確認。女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡した。後の調べで現場近くに住む94歳の女性と判明している。

女性の近くにはクルマのものとみられる破片が散乱しており、警察はひき逃げ事件と判断して捜査を開始。採取した破片から車種を特定し、車当たり捜査を実施したところ、同市内に在住する53歳の男が所有するクルマに衝突痕を発見。現場で採取した破片と破損部位が合致したことから、12日深夜に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)と、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「何かに当たったような気はしたが、人ではないと思う」などと供述。ひき逃げについては否認しているようだ。一方で事故が起きた時間帯に現場付近を通行したことは大筋で認めており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。
《石田真一》

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